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志望校合格への道
<一年の予定編>

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宅浪生が直面する大きな課題の一つに、「いつ、何をすればよいのか分からない」という問題があります。予備校生の場合、年間のカリキュラムが決められており、それに沿って学習を進めることができます。しかし、宅浪生は自分自身で4月時点の実力を正しく把握し、最も効率的に成長できる学習計画を立てる必要があります。 ここでは、宅浪生の代表的な2つのタイプに分けて、一年間の学習計画のモデルを紹介します。

現役時代に基礎が不十分なまま受験し、不合格となった場合

大学入試、特に二次試験では高度な思考力を要する難問が出題されます。しかし、基礎が固まっていない状態で難問に挑戦しても、解説すら理解できないことがほとんどです。焦って難しい問題に手を出したくなる気持ちも分かりますが、何よりもまず「基礎の徹底」が重要です。 このタイプの宅浪生は、4月から8月にかけて苦手科目を中心に基礎を固め、8月から11月にかけて徐々に問題の難易度を上げ、共通テスト後に二次試験の対策を本格化させるという流れがおすすめです。共通テスト対策は、類似問題を定期的に解いて形式に慣れながら、12月以降に本格的に取り組んでも十分間に合います。 基礎をしっかり固めることで、現役時代に解けなかった難問が、単なる基礎知識の組み合わせで解けることに気づくはずです。その結果、難問への抵抗感も減り、より確実な得点力が身につきます。

現役時代に惜しくも不合格となり、もう一度挑戦する場合

このタイプの受験生は、志望校を変更していなければ、既にその大学の合格ラインに近い実力を持っています。そのため、基礎の再確認をしつつ、合格の可能性を最大限に高めるための学習に注力することが重要です。秋以降に一気に伸びる現役生との差を広げるため、圧倒的な演習量で勝負しましょう。 例えば、4月から6月にかけて基礎事項の抜けを確認し、7月以降は志望校の難易度より少し低めの網羅系参考書に取り組む。その後、過去問演習を中心に本番レベルの問題へと進む、という計画が考えられます。過去問が尽きたら、他大学の類似問題にも挑戦し、幅広い問題パターンに対応できる力を養いましょう。共通テスト対策については、①の方法と同様で十分です。 上記はあくまでもモデルケースです。すべての科目を同じペースで進める必要はありません。例えば、数学は得意だけど理科が苦手な場合、数学で応用問題を進めつつ、理科は基礎固めを優先する、といったバランスの取り方も可能です。 宅浪生の最大の強みは、予備校生と違い、自分に最適な学習計画を自由に組めることです。その強みを活かし、自分の実力や学習スタイルに合った計画を立てることが、志望校合格への近道となります。

宅浪サポートでは、受験生一人ひとりの現在の実力を客観的に分析し、最適な学習プランの作成をサポートします。計画の立て方に不安がある方は、ぜひご相談ください。一緒に最適な受験戦略を考え、合格を目指しましょう!

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