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志望校合格への道
<息抜き編>

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宅浪生は基本的に毎日家で勉強し、日常に大きな変化が少ない生活を送ります。その中で勉強を続けることはストレスにつながり、学習効率を低下させる原因にもなります。現役生は学校生活が息抜きとなり、予備校の浪人生も友人との交流が息抜きになります。しかし、宅浪生にはそのような環境がなく、自ら息抜きの方法を見つけることが求められます。一方で、通学時間がない分、自分の時間を自由に使えるというメリットもあります。ここでは、宅浪生が効率よく勉強を続けるための息抜きに対する考え方と、その注意点について紹介します。

息抜きの方法

浪人生だからといって、24時間365日勉強し続ける必要はありません。実際に勉強記録をつけてみると、朝8時30分に勉強を始めて夜22時頃まで勉強したとしても、休憩やスマホを触る時間を差し引くと、正味の勉強時間はせいぜい10時間ほどであることがわかると思います。つまり、YouTubeを見たり、漫画を読んだりといった「罪悪感を抱きがちな行動」をしても、その後しっかり集中すれば、必要な勉強時間を確保できるのです。 例えば、昼過ぎの眠気が襲ってくる時間帯に、終了時間を決めて好きなことを楽しむことで、効率的に勉強に取り組むことができます。また、1か月に一度程度、一日または半日を使って、友人と食事に行ったり、どこかへ遊びに行ったりすることも、良いリフレッシュになります。 大切なのは、「受験生は勉強だけをしなければならない」という固定観念に縛られず、息抜きをすることに罪悪感を持たないことです。適度な息抜きを取り入れても、結果的に正味の勉強時間はほとんど変わりません。

息抜きの際の注意点

息抜きは、学習効率を向上させるために必要ですが、いくつか注意すべき点があります。 まず、息抜きに夢中になりすぎて、本来の勉強時間が削られたり、集中力が低下したりしてはいけません。息抜きはあくまで勉強の質を向上させるための手段であり、目的ではないことを意識しましょう。大学生になれば、自分の好きなことを思う存分楽しめます。そのためにも、今は合格を目指して、勉強に全力を注ぐことが大切です。 また、勉強時間と息抜き時間の「切り替え」も重要です。このコラムのテーマにも共通しますが、息抜きはあくまでも学習効率を高めるためのものであり、宅浪生の本分は勉強です。ゲームや動画視聴、友人との会話など、息抜きをする際には、終了時間を決めて楽しみ、その時間が終わったら初心を忘れず、しっかり勉強に集中しましょう。逆に、息抜きの時間は勉強のことを一旦忘れて、思い切り楽しむことが大切です。

メリハリをつけて、効率的に受験生活を乗り越えましょう!

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