1. 緊張の正体を知る:ヤーキーズ・ドットソンの法則
まず、緊張してはいけないという思い込みを捨てましょう。緊張とは、体がこれから重要な戦いがあるぞと認識し、アドレナリンを出して脳と筋肉を戦闘モードに切り替えている状態です。
心理学にはヤーキーズ・ドットソンの法則というものがあります。これは、ストレス(覚醒レベル)が低すぎても高すぎてもパフォーマンスは低下し、適度な緊張状態が最も能力を発揮できるという法則です。
手が震えてきたら、怖いではなく体が準備完了の合図を出していると翻訳してください。この認識の転換だけで、パニックを防ぐことができます。
2. 当日のルーティンを決める:判断を捨てる
試験当日、脳のメモリは全て問題を解くことに使わなければなりません。朝ごはん何食べよう?どの服で行こう?といった些細な決断でさえ、脳のウィルパワー(意志力)を消耗します。
ロボットになる
起床時間、食べるもの、着る服、家を出る時間、電車で聴く音楽。これら全てを事前に決めておき、当日はロボットのように実行するだけにしてください。
また、試験会場では参考書のどこを見るかも決めておきましょう。あれこれ手を出さず、使い古した単語帳や、自分の弱点をまとめたノートを眺めるのが、最も心を落ち着かせる儀式になります。
3. 試験中の呼吸と姿勢:物理的に脳を騙す
試験中に頭が真っ白になった時、精神論で落ち着こうとしても無理です。体(フィジカル)からアプローチして、脳を強制的にクールダウンさせます。
タクティカル・ブリージング(ボックス呼吸法)
米軍の特殊部隊も採用している呼吸法です。
- 4秒かけて鼻から息を吸う
- 4秒間、息を止める
- 4秒かけて口から息を吐き切る
- 4秒間、息を止める
これを数セット繰り返すと、副交感神経が優位になり、心拍数が落ち着きます。試験開始直前や、難問にぶつかった時に実践してください。
姿勢を正し、視線を上げる
人は不安になると背中が丸まり、視線が下に向きます。逆に言えば、胸を張り、視線を上げるだけで、脳は自信があると勘違いします。試験中に行き詰まったら、一度ペンを置き、天井を見上げて深呼吸してください。視野が広がり、冷静さを取り戻せます。
4. 前日までに準備すること:メンタルリハーサル
準備不足は不安の最大の原因です。持ち物や会場へのルート確認はもちろんですが、最も重要なのはトラブルのシミュレーションです。
最悪の事態を想定する
- 電車が遅延したらどうするか?(迂回ルートの確認)
- 隣の人の貧乏ゆすりがうるさかったら?(集中力を試すチャンスだと言い聞かせる)
- 1科目目で大失敗したら?(難化して平均点が下がっただけだと切り替える)
もし〜なったら、こうするという対応策(If-Thenプランニング)を用意しておけば、想定外の事態が起きてもパニックになりません。
5. メンタルコントロールに自信がない方へ
ここまでテクニックを紹介しましたが、それでも本番で本当にできるか不安だ自分一人で完璧な準備ができる自信がないという方もいるでしょう。
メンタルの安定は、日々の学習の質と、これだけやったんだから大丈夫という確固たる自信から生まれます。その自信を一人で作るのが難しいなら、私たちを頼ってください。
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