1. 【当日】鉄は熱いうちに打て:3つの分類

模試を受けた直後、「疲れたから今日は終わり」と寝てしまっていませんか?
記憶が鮮明なうちにやるべきことは、問題を解くことではなく「仕分け」です。自己採点をしたら、間違えた問題を以下の3つに分類してマークしてください。

  • A(ケアレスミス):
    解法は分かっていたが、計算ミスや読み間違いで落とした問題。
  • B(知識不足・忘却):
    「あ、これ何だっけ」と手が止まった問題。あるいは時間をかければ解けた問題。
  • C(手も足も出ない):
    解説を読んでも理解できない、あるいは今の実力では到底解けない難問。

この分類を当日中にやる理由は、「なぜ間違えたか」の感情や思考プロセスを覚えているからです。数日経つと「なんでこれを書いたんだっけ?」と忘れてしまい、復習の精度が落ちます。

2. 【翌日】解説を読む前の「自力解き直し」

復習の際、いきなり解説冊子を開いてはいけません。特に、先ほどの分類で「A」と「B」だった問題は、解説を見る前にもう一度、時間無制限で解いてみてください。

「わかったつもり」を防ぐ

解説を読んで「なるほど」と思うのと、自力で解けるのは天と地ほどの差があります。

  • 自力で解けた場合: 本番でなぜ解けなかったのかを分析します(焦り?時間配分?)。
  • 自力でも解けない場合: ここで初めて解説を読みます。どこで詰まったのかを特定しましょう。

なお、「C」の問題は今の段階では深入りせず、捨て問として処理する勇気も必要です(志望校の難易度によります)。

3. 【定着】情報の一元化:「不正解」を資産にする

最後に、得られた教訓を形に残します。多くの受験生が「復習ノート」を作りますが、私は「メインの参考書への書き込み(一元化)」を推奨しています。

ノートにまとめても、そのノートを見返さなければ意味がありません。それなら、普段使っている単語帳やチャート式などの参考書の該当ページに、模試での失敗を書き込みましょう。

「〇〇模試で出題。条件文の読み落としに注意!」
「この公式は、角度の範囲定義を忘れがち」

こうすることで、普段の勉強中に自然と模試の復習ができる仕組みが完成します。これが「不正解を資産にする」ということです。

4. 判定よりも「復習の質」を見よう

E判定が出ても、落ち込む必要はありません。それは「伸びしろ」が見つかったということです。
逆に、A判定でも復習をおろそかにすれば、本番で足元を救われます。

宅浪生は相談相手がいないため、どうしても点数という「結果」に目が行きがちです。しかし、本当に大切なのは「弱点をどう克服したか」というプロセスです。

模試の結果を分析しきれない時は

  • 模試の結果(成績表)を基に、今後の優先順位を一緒に考えます
  • 「捨てていい問題」と「絶対に取るべき問題」をプロが選別します
  • 次の模試に向けた具体的な数値目標とスケジュールを作成

自己分析に限界を感じたら、プロの視点を取り入れませんか?

模試結果を持って無料相談へ

一回の模試を、ただの「テスト」にするか、合格への「起爆剤」にするかは、あなたの復習次第です。今日からやり方を変えていきましょう。